■ ID | 496 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 管理型最終処分場の廃止基準に関する考察(4) Study on the standards of discontinuance for the controlled landfill sites (4) |
■ 著者 | 長森正尚
埼玉県環境科学国際センター 川嵜幹生 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 山田正人 (独)国立環境研究所 井上雄三 (独)国立環境研究所 石垣智基 龍谷大学 小野芳朗 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第16回廃棄物学会研究発表会、平成17年11月1日 |
■ 抄録・要旨 | 共同命令により定められている廃止基準を満たすために、浸出水、ガス及び温度のモニタリングが義務付けられている。
最終処分場における層内の安定化状態を把握するために場内観測井を設置し、保有水及びガスをモニタリングした結果、以下のことが分かり、より明確に層内を把握することができた。@ 降雨による観測井内水位の変動と保有水の水質から、埋立廃棄物中の塩類及び有機成分の洗い出し状況を把握できた。A 深度の異なる観測井における保有水の水質データから、埋立地の鉛直方向での層内状況を推測できた。B保有水のpHが10.6という強アルカリ下でも、揮発性有機酸の生成による微生物反応が確認され、その分解産物であるメタンの濃度は有機酸濃度と相関性が認められた。
観測井が処分場内の一部を表現するなどの問題点があるが、観測井については今後もモニタリングを継続する必要がある。 |
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